家庭教師を頼むなら!授業料や入会金の相場はどれくらい?
「子どもに家庭教師をつけたいけど、やっぱりお金のことが気になる」そう感じている人はきっと多いはずです。しかも、かかるお金は授業料以外もあるという話もよく聞きますよね。いったい自分の子どもでは、どんな費用がかかるのか、知りたい人がほとんどのはず。今回は、家庭教師を頼むために必要な費用は何なのかを解説します。
家庭教師に依頼するとどんな費用がかかるのか
費用と一言にいっても、家庭教師の場合はいくつもの種類があります。代表的なものをそれぞれ見ていきましょう。
授業料
まずは何といっても授業料です。どの家庭教師でも必ずかかってくるもので、料金体系はさまざまですが、費用の柱をなしている部分です。
入会金
次に目立つ費用としては入会金があります。家庭教師個人と直接契約をする際には必要ではないケースが多いですが、家庭教師派遣業者を通じて依頼する場合にはほとんどの場合で入会金がかかってきます。
しかし、キャンペーン期間中や友達の紹介などで入会金が無料になる業者も多く、このあたりの制度は上手に使いたいところですね。
教材費
家庭教師によっては、指定された教材を購入しなくてはいけない場合もあります。実績や人気のある教師の中には独自の指導スタイルを持っている人もいて、指導方法に合った教材の購入が条件となることもあります。
指定された教材を使えば学習効率は上がる可能性は高まりますが、一方で費用負担が重くなるので、コスパの面でも慎重な選択が求められます。
管理費
これは簡単にいえば家庭教師の運営費です。管理費をどれぐらいで設定しているかはその業者によって幅があり、無料を売りにしている業者もあります。
費用の面では無料に越したことはありませんが、その分サービスの質を落としている可能性があるため、サポート体制がしっかりと整っているかは金額にかかわらずしっかりと確認したいポイントです。
家庭教師サービスの種類で料金相場が異なる
料金相場は、その家庭教師がどんな立場にいるのかによっても変わってきます。どういう要素が料金に関わるのか、見ていきましょう。
講師の質
これは分かりやすいところです。たとえば、家庭教師として人気があり、親も子どももぜひその教師の授業を受けてみたいと思っているのであれば、当然その教師の授業料は高くなるでしょう。
そのほか、教えることを職業としているプロの家庭教師と、アルバイトでやっている大学生の家庭教師でも値段はかなり違ってくるでしょう。
さらに、同じプロでも合格実績に差がある、指導年数が違うなども料金が変わる要素で、大学生も一般的には高学歴であるほど料金が高くなる傾向があります。
講師の契約内容
さらには、その家庭教師の契約内容によっても料金相場は異なります。
契約内容とは、家庭教師と個別で直接契約を結ぶ場合と、家庭教師センターから派遣されてきており、契約はそのセンターと交わしているような場合が想定されます。
このケースでは、一般的には家庭教師センターが間に入っている分、個別契約よりも料金は高くなるでしょう。
月謝や授業料の相場は子どもの学年によっても変わる
基本的に家庭教師は教える内容が高度で専門的になるほど、希少性が生まれて値段が高くなります。
つまり、中学一年生の英語と大学受験用の英語では後者のほうが教えられる人は少なくなり、希少性が出るのです。
もちろん、この場合では英語ができればそれでいいわけではなく、しっかりと分かりやすく教えられることが条件です。その前提があれば、一般的には学年が上がるほど、授業料は上がっていくイメージです。
また、これとは少し違う観点ですが、近年不登校の子どもに勉強を教える家庭教師も増えていますが、彼らの場合は勉強を見るという以外に、心のケアも一緒に担っている立場であることが多く、その分だけ費用は割増しになっているケースがほとんどです。
授業料以外の費用相場は?
ここまで授業料について細かく見てきましたが、第一章でお話ししたとおり、家庭教師を雇うには授業料以外の費用もかかります。ここでは、そんな授業料以外の費用の相場を確認しましょう。
入会金
入会費は前述のとおり、キャンペーンなどによって変動しやすいものですが、一般的な金額では、1~2万円程度が相場です。
教材費・管理費
教材費や管理費は、多くの家庭教師で毎月支払いとなっているものです。実質的には運営費に近いので、管理費は無料で、その分教材費が高くなっているようなところもあります。
それぞれ、教材費が1~2万円、管理費が1万円前後と設定している家庭教師が多いようです。もし教材費と管理費の両方があるような時は、授業料以外でも2万円以上の費用がかかってくることになり、バカにならない金額ですね。
まとめ
ここまで家庭教師を雇ううえで必要となる費用について見てきました。授業料は教師の質などによって変わってきるうえ、子どもの学年が上がるにつれて高くなる傾向があります。
そのため、一概にはいくらとは言い難いものです。それに加えて、授業料以外の費用も忘れてはなりません。教材費や管理費などがこれに該当しますが、こうした費用の気を付ける点は、毎月かかってくるというところです。
そのため、家庭教師を選ぶときは、メインとなる授業料はもちろん、そのほかの費用も詳しく確認し、予想していた以上にお金がかかったという事態は避けるように気を付けましょう。