失敗しない!家庭教師選びの際に見るべきチェックポイントを解説!
子どもに家庭教師をつけたいと思っても、どうやって選べばよいのか悩みますよね?どんな人が子どもにとってベストな人なのでしょうか。優秀な人を選びたいけど、お金の面も考えないといけないなど、考えることはたくさんあります。今回は、そんな家庭教師選びでお悩みのあなたに、選ぶときのチェックポイントを分かりやすく解説します。
まずは家庭教師と子どもの相性を考えよう
家庭教師を選ぶときにまず見るべきポイントは、ずばり子どもとの相性です。
なぜ相性が大切なのか
まず、どうして家庭教師と子どもの相性が大切なのかをお話しします。それは、相手がどんなに優秀な家庭教師でも、相性が悪ければ思うように学力は伸びないからです。
子どもの勉強への姿勢が、学力を伸ばすうえで重要なポイントであることはいうまでもありません。一緒に勉強を進めるときにやりにくいなと感じる教師が相手では、子どもは前向きに勉強に取り組めなくなるのです。
相性次第でドンドンやる気になれる
「この教師の教え方が上手だな、分かりやすい」「教師は私の話をちゃんと聞いてくれる人だな」という信頼感は子どもの勉強へのやる気に大きく影響します。信頼関係が生まれてくると、子どもは教師の言葉を素直に受け入れるようになってくるでしょう。そうなれば、教えられた解法に挑戦してみたり、宿題に積極的に取り組んだり、疑問点をどんどん質問してきたりなど、良い変化へとつながっていくようになります。
教師の特性や強みを理解しよう
子どもとの相性の大切さについてはご理解いただけましたか。次は、教師の特性・強みについて考えていきましょう。
子どもの勉強方法や希望を把握する
教師の特性・強みを確認する前に、改めて子どもの勉強方法や希望を確認しておきましょう。子どもにはそれぞれの勉強方法があります。そして、それを踏まえて、どんな特性・強みを持つ教師をピックアップしていくかを決めていきましょう。
また、実際に教えてもらうのは子どもです。そのため、子どもの希望に耳を傾けることも忘れてはなりません。
この2つを押さえつつ教師を選べば、子どもにとってもストレスなく勉強をスタートできるようになります。
必ず体験授業を受ける
どれだけネットや書類で家庭教師について調べたとしても、やはり実際に会って授業をしてもらうのに勝る確認方法はありません。話しぶりや子どもとの接し方、雰囲気などは会うことでしか分からないため、相性とは会ったときの第一印象である程度決まるものでもあります。
逆にいえば、一度会って授業をしてもらったときの印象というのは、その後大きく変わる可能性は低いのでしょう。そのため、何度も無料体験をせずとも、少しでも違和感があるようであれば、別の教師を探すのもよいかもしれません。
学歴と指導力は比例しないので要注意
家庭教師選びで注意しなくてはいけないポイントとして、教師の学歴と指導力の関係があります。
学歴は指導力を示す指標ではない
家庭教師を選ぶときは、その教師がどこの大学を卒業しているのか、どんな経歴の持ち主なのか、気になる人は多いでしょう。
しかし、学歴はあくまでもその人の学力を示す1つの指標に過ぎず、指導力とは無関係であることが多いのです。
高学歴の教師が必ずしもよい家庭教師とは限らないというわけです。
学歴が高すぎると逆に指導力がない可能性もある
高い学歴を持っている人にも、指導力が高く、人間性も素晴らしい人がたくさんいます。しかし学歴が高い人の中には、教えるのがあまり得意でないという人もいます。
その理由は、「自分が問題を解く」のと「相手が問題を解けるようにわかりやすく解説する」では視点が異なり、家庭教師によっては「どうしてそんなところが分からないのかが分からない」などといった事態になり、生徒との意見の衝突もあり得るからです。
重要視すべきポイントは、家庭教師の解説がわかりやすく、生徒に寄り添った指導ができるかどうかです。なので、「高い学歴=高い指導力」という式が常に成り立つわけではないということは認識しておきましょう。
家庭教師選びで失敗しないためにチェックするポイント
最後に家庭教師選びで失敗しないポイントをいくつかまとめました。
サービス内容は必ず確認を
家庭教師は勉強を教えてくれる以外にも、学習計画の立案や進路相談などのサービスがあるところもあります。そういったサービス内容によって金額も変わってくるため、子どもの目的に合った内容になっているかの確認は必ず必要でしょう。
また、複数の家庭教師を抱えている業者で申し込む場合は、万が一に備えて教師を変更する場合の費用なども確認しておくとよいでしょう。
口コミで事前に情報を入手しておく
口コミも家庭教師を選ぶうえでは上手に活用したい情報源のひとつです。とくにネガティブ情報はなかなか表には出てこないため、口コミを見て初めて知るというパターンも多いと思います。
一方で、相性やサービスへの感じ方はひとそれぞれなので、すべてを口コミ情報に頼るのではなく、最終的には実際の体験授業や説明のやり取りなどで感じた印象を優先し、口コミはあくまで参考程度に考えておきましょう。
まとめ
今回は、これから家庭教師を選ぶ人向けにチェックすべきポイントを解説しました。少子化で子どもの数が減少している一方で、家庭教師は大学生がやるアルバイトランキングで上位になるほど人気があります。そのため、教師の質もピンキリといってよく、何となく選んでしまうと子どもの学力アップにつながらず、お金だけがかかる状態になりかねません。しかし、どんな家庭教師がベストなのか、その答えは子どもの数だけあるといっても過言ではありません。まずは、子どもが学びやすい環境にしてあげるためにも相性を重視しつつ、今回取り上げたポイントなどを参考に絞り込んでいくのがよいでしょう。この記事が素敵な家庭教師との出会いにつながることを願っています。